encounter+と水樹奈々

というわけで、グっとくるライヴを2本見てきました。
6月30日に行われた、同人界隈では既に話題沸騰中の幻想ユニット、encounter+の初ライヴin御茶ノ水Zippal Hall。闇;灯や葉山りくらとの合同でセットも6曲ほどだったのだけど、ヒジョーにカッコ良かったでございます。
で、とにかく印象的だったのがそのステージング。この手のスタイルで、かつカラオケだったにもかかわらず熱気のこもったパフォーマンスを展開しておりました。特によっく動く流歌氏の立ち居振る舞いは“ロック”そのものであって。こういう熱くなれる幻想系というスタンスは斬新だし、今後もこの路線を強めてほしいところ。夏にどこかしこで聴けるらしい新曲“Distance”も一足早く披露されたのだけど、彼ららしい情熱的かつ叙情的なサビメロがドライヴ感満載で展開される、これまた熱い名曲。この曲をきっかけにさらなる注目を集めること間違いナシ、と確信させてくれました。
秋にはセカンド・ライヴ(今度はバンド演奏!)を予定しているそうで、音を聴いてピンときた人はぜひとも会場まで足を運ぶことをオススメします。


んで、熱いといえば水樹奈々のライヴin代々木第一。正直、彼女のライヴは初めてだったのだけど、バカでかいキャパでのライヴを見せられた感想は、ズバリ“基準値の違い”。誰と比較してどうこうというより、初期設定の基準値が質・量などをはじめとしてバカみたいに高い。例えるならMLBやチャンピオンズ・リーグを見せられたような。
アタシが思い描いたのは、最初に横浜で見たWWEの初来日。日本のプロレスも最高なんだけども、WWEはもっと別のものを、それこそバカみたいな質と量で展開していくような。そういうカルチャー・ショック的なインパクトがそこかしこにあったわけで。
公演直後でネタバレするのもアレだし、詳細はどこかの記事で書くので、やけに抽象的な感想になりますが、そんなところです。とにもかくにも、そういう巨大な演出空間のなかでたった一人主役を張れる水樹奈々はやっぱスゲエのであって、そういうことをあっさりこなせるエンターテイナー然とした技術もオーラも、何もかもを兼ね備えている人はなかなかいないのだと痛感させられた次第。